w/v%計算ツール

w/v%、w/w%、v/v%の濃度計算に対応しています。濃度、溶質量、溶液量のうち2つを入力すると、残りの値と計算式を表示します。

w/v%・w/w%・v/v% パーセント濃度計算

不明なら空欄にします
0より大きい数値を入力するか、空欄にしてください
不明なら空欄にします
0より大きい数値を入力するか、空欄にしてください
不明なら空欄にします
0より大きい数値を入力するか、空欄にしてください
3項目のうち、分かっている2項目だけ入力してください。w/v%とv/v%では最終体積、w/w%では最終質量を基準にします。

濃度

--

溶質量

--

溶液量

--

計算式: w/v% = 溶質の質量(g) ÷ 最終溶液の体積(mL) × 100
入力欄は2つだけ埋めてください。3つすべて入力すると、どの値を求めるか判断できません。

このw/v%計算ツールでできること

w/v%を計算

溶質の質量と最終溶液の体積から、質量体積パーセント濃度を計算します。NaCl、糖、試薬粉末を一定体積にメスアップする場面に向いています。

必要な溶質量を逆算

作りたいw/v%と最終体積から、量り取る溶質の質量を逆算できます。5 w/v%を200 mL作るなら、必要な溶質は10 gです。

w/w%・v/v%にも対応

溶液全体の質量を基準にするw/w%、液体同士の体積比を基準にするv/v%も同じ画面で計算できます。単位の読み違いを防げます。

w/v%・w/w%・v/v%の計算式

表記 意味 基本式 よく使う例
w/v% 溶質の質量 / 最終溶液の体積 g ÷ mL × 100 固体試薬を溶かして一定体積にする溶液
w/w% 溶質の質量 / 溶液全体の質量 g ÷ g × 100 酸・アルカリ試薬、重量基準の配合
v/v% 液体溶質の体積 / 最終溶液の体積 mL ÷ mL × 100 エタノール水溶液、液体同士の混合

w/v%で大切なのは、分母が「加えた水の体積」ではなく「調製後の最終体積」である点です。たとえば5 gのNaClを水に溶かし、メスフラスコで100 mLに合わせると5 w/v%です。5 gを100 mLの水へ加える操作とは、厳密には同じ意味ではありません。

w/w%は質量だけで計算するため、密度や温度の影響を受けにくい表記です。濃硫酸や塩酸など、市販試薬のラベルではw/w%が使われることがあります。v/v%は液体を液体で薄めるときに使われ、70 v/v%エタノールのように体積比が分かりやすい場面で便利です。

計算例

5 w/v% NaClを200 mL作る

必要なNaCl量は、5 ÷ 100 × 200 = 10 gです。NaCl 10 gを量り取り、水に溶かしてから最終体積を200 mLに合わせます。

「200 mLの水に10 gを入れる」ではなく、溶かした後に200 mLへメスアップする点に注意します。

70 v/v%エタノールを500 mL作る

必要なエタノール量は、70 ÷ 100 × 500 = 350 mLです。エタノール350 mLを取り、精製水を加えて最終体積を500 mLに合わせます。

液体混合では体積収縮が起こる場合があるため、最終体積を確認して調整することが重要です。

使い分けと注意点

固体を水などに溶かして濃度を表す場合は、w/v%がよく使われます。生物・薬学・教育実験では「1% agarose」「0.9% NaCl」のような表記を見かけますが、文脈によってw/v%かw/w%かが異なることがあります。手順書やラベルにw/v、w/w、v/vの指定があるか確認してください。

密度が水と大きく異なる溶液では、w/w%とw/v%を単純に置き換えないでください。w/w%からw/v%へ換算するには溶液密度が必要です。濃厚な酸、アルコール、有機溶媒、温度変化が大きい条件では、体積基準と質量基準の差が結果に影響します。

ppmやmg/Lとの換算が必要な場合は、希薄な水溶液なら1 w/v% = 10 g/L = 10000 mg/Lと近似できます。低濃度の水質分析値を扱うときは、ppm換算ツールもあわせて使うと単位を整理しやすくなります。

関連ツールと解説

FAQ

1 w/v%は1 g/100 mLなので、10 mg/mLです。したがって5 w/v%は50 mg/mL、0.9 w/v%は9 mg/mLです。

w/v%とv/v%では最終溶液の体積です。溶質を溶かした後、メスフラスコなどで目的の体積に合わせた値を使います。

溶液密度が分かれば換算できます。密度が不明な場合、特に高濃度溶液や有機溶媒では正確な換算はできません。