モル計算ツール

化学式または分子量から、g・mol・分子数・標準状態の気体体積をまとめて換算できます。

g・mol・分子数の相互換算

化学式を入力すると分子量を自動計算します。未入力の場合は分子量を直接入力してください。
g/mol
化学式を使わない場合は、0より大きい分子量を入力してください。
0より大きい数値を入力してください。

分子量・式量

-- g/mol

物質量

-- mol

質量

-- g

分子数・粒子数

--

標準状態の気体体積

-- L

計算メモ

入力後に計算式と単位換算の流れを表示します。

このモル計算ツールでできること

質量とmolをすぐに行き来できます

モル計算の基本は、物質量 mol = 質量 g ÷ 分子量 g/molです。例えば NaCl 5.844 g は、分子量 58.44 g/mol で割ると 0.100 mol になります。逆に 0.100 mol の NaCl が必要なら、0.100 × 58.44 = 5.844 g と計算できます。

実験ノートでは「何g量ればよいか」と「何mol使ったか」を往復することが多いため、分子量、質量、molを同時に見られるようにしています。

分子数と気体体積の概算にも対応

1 mol はアボガドロ定数 6.02214076×1023 個の粒子に対応します。このツールでは mol から分子数を計算し、標準状態の気体なら 1 mol = 22.414 L として体積の目安も表示します。

標準状態の気体体積は概算です。温度、圧力、実在気体の補正が必要な実験では、理想気体の状態方程式や実測条件を優先してください。

入力例と計算結果の読み方

目的 入力例 読み方
食塩のgからmolを求める 化学式 NaCl、既知量 5.844 g 約0.100 mol。食塩水や標準液の前計算に使えます。
水0.5 molの質量を求める 化学式 H2O、既知量 0.5 mol 約9.01 g。化学式から分子量を自動で使います。
CO2 2.24 Lのmolを求める 化学式 CO2、既知量 2.24 L(標準状態) 約0.100 mol。気体体積は標準状態の目安です。

モル濃度計算との使い分け

このページは、物質そのものの量を g、mol、分子数、気体体積で換算するためのページです。溶液を作るときは、まずこのページで必要な質量やmolを確認し、最終体積が決まっている場合は モル濃度計算 で mol/L を確認すると流れが自然です。

濃度を薄める作業では 希釈計算ツール、ppm や mg/L との換算では ppm換算ツール、滴定で当量を扱う場合は 規定度計算ツール が適しています。

よくある入力ミスと注意点

  • 化学式では元素記号の大文字・小文字を区別します。NaCl は有効ですが、nacl は認識できません。
  • 水和物は CuSO4.5H2O のようにドットで分けて入力できます。
  • 溶液濃度を求めたい場合は、質量やmolだけでなく最終体積が必要です。
  • 気体体積は標準状態の目安であり、温度や圧力が違う場合は補正が必要です。

よくある質問

化学式または分子量をもとに、質量(g)、物質量(mol)、分子数、標準状態の気体体積(L)を相互換算できます。化学式を入力した場合は、分子量欄よりも化学式から計算した値を優先します。

モル計算は物質量そのものを求める計算です。モル濃度計算は、溶液1Lあたりに何mol含まれるかを求めます。溶液調製では、必要なmolやgをこのページで確認してから、最終体積を使ってモル濃度を確認します。

Ca(OH)2 のような括弧、CuSO4.5H2O のような水和物表記に対応しています。複雑な錯体、同位体比を指定した式、電荷表記までは扱わないため、必要に応じて分子量を直接入力してください。

このツールでは、標準状態の目安として 1 mol = 22.414 L を使います。授業や概算には便利ですが、実験条件が 25℃、1 atm、または別の圧力条件の場合は、使用する標準の定義に合わせて補正してください。

参考資料